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GUIDE

修理品管理とは?紙の台帳・Excel・専用システムの比較と、修理店の選び方

Excel修理品管理台帳.xlsxの見本

そのまま使える修理台帳(Excel)

Excel 2016以降・Googleスプレッドシート対応。記入例3行入り。改変・社内配布は自由です。

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Repair Karteスマホ・パソコンで台帳をつける(Repair Karteの画面)

スマホ・パソコンで台帳をつける

受け付けるだけで一覧ができ、状態と電話番号で絞り込めます。

フリープランは受付が月100件まで無料

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公開日 2026年9月8日 ・ 執筆 Repair Karte

1. 修理品管理で記録する項目

項目何のために書くか
受付番号通し番号。お預かりタグと控えに同じ番号を書く。取り違えを防ぐ一番の基本
受付日お預かりした日。納期の起点になる
お客様の名前・電話番号連絡先。電話番号で過去の修理を探せるようにしておく
品目・品名・特徴「エレキギター/ストラトタイプ 黒」のように、他の預かり品と見分けがつく書き方で
症状・ご要望お客様の言葉のまま。「音が出ない」「かかとが片減り」
お預かり時の状態キズ・欠品・付属品。お返しのときに揉めないための記録
見積金額と承認日いくらで、いつお客様が承認したか。空欄なら「返事待ち」
納期(予定)お客様に伝えた仕上がり予定日
状態お預かり中 → 見積もり済み → 修理中 → 作業完了 → ご連絡済み → お渡し済み
作業内容・部品何をしたか、何を使ったか。次回の来店で「前回はここを直しました」と言える
担当誰が作業したか。複数人のお店では必須
お渡し日・会計いつ渡して、いくら受け取ったか。売上の集計はここから
上の項目を1件1枚にまとめた例(Repair Karteのカルテ画面)。紙でもExcelでも、並ぶ項目は同じです。

一番効くのは「受付番号」です。台帳と品物と控えに同じ番号があるだけで、取り違えはほぼ起きなくなります。

受付の場でお客様と一緒に書く紙の様式(1件1枚の受付票)は、「修理受付票・修理伝票の書き方」で解説し、PDFとExcelのテンプレートを配布しています。この台帳と受付票の2つで、紙・Excelでの修理品管理は一通りそろいます。

2. よくある失敗と、その原因

取り違え

同じ品目を複数預かると、控えの紙だけでは誰の物か追えなくなる。受付番号を品物にも付けることで防げる。

連絡忘れ

仕上がったのに連絡を忘れ、品物が棚に残り続ける。「作業完了(未連絡)」という状態を台帳に持ち、その行を毎朝見るだけで減る。

承認待ちで止まる

見積もりを電話で伝えて折り返しを待つ間、作業に入れない。承認日の欄を作り、空欄の行に翌日もう一度連絡する。

履歴が残らない

お渡し済みの伝票を捨てると、次の来店で「前回どこを直したか」を聞き直すことになる。台帳の行は消さずに残す。

伝票が見つからない

紙の伝票は「作業中の品物の近く」に置かれて散らばる。台帳は1か所にまとめ、伝票は番号だけで引けるようにする。

3. 紙の台帳・Excel・専用システムの比較

比べること紙の台帳Excel・スプレッドシート専用システム
費用ノート代のみ無料(Excel・Googleスプレッドシート)無料〜月数千円
始めやすさ今日から今日から(テンプレートがあれば)登録して当日から
取り違え防止番号を手書き番号を手書き+検索で探せる番号・タグを自動発行
お客様への連絡電話電話(台帳を見ながら)状態を変えると自動でLINE・メール
見積もりの承認電話で口頭電話で口頭お客様がスマホでワンタップ
履歴の検索ページをめくる電話番号で検索お客様ごとに自動でまとまる
複数人での利用1冊を回すクラウドに置けば同時編集できる(OneDrive・Googleスプレッドシート)全員が同じ画面
スマホ・タブレット使えない開けるが、列が多いと見づらいスマホの画面に合わせた入力欄で使える
売上の集計手計算関数で可能自動

紙とExcelの差は「探せるかどうか」、Excelとシステムの差は「連絡を自分でするかどうか」です。専用システムどうしを比べるときに確かめる点は「修理管理システムの選び方」にまとめています。

4. 道具の選び方

1

店にある品物を、頭で覚えていられるうち

紙の台帳かExcelで足ります。大事なのは道具より「受付番号を品物に付ける」「状態の欄を持つ」の2つです。

2

台帳を開かないと、店にある品物が分からなくなったら

Excelが向いています。電話番号で履歴を引けるようになり、状態で絞り込めば手元にある品物だけを見られます。連絡は電話のままなので、ここが一番の手間になります。

3

連絡と履歴の検索に時間を取られ始めたら、またはスタッフが2人以上になったら

連絡と履歴を自動で残す専用システムの方が手が減ります。目安は「見積もりの承認と完了の連絡を、毎日電話でしている」状態になったら、です。

5. 無料の修理品管理台帳(Excelテンプレート)

修理品管理台帳.xlsxExcel 2016以降・Googleスプレッドシート対応。記入例3行入り。改変・社内配布は自由です。
テンプレートをダウンロード
台帳の中身(記入例3行)。「状態」を選ぶだけで、返事待ちは黄色、お渡し済みは灰色に変わります。
  • 受付のたびに1行足し、受付番号をお預かりタグにも書きます。
  • 列の意味、状態の決め方、フィルターや行の色分けの使い方、毎日の運用は「修理管理をExcelで行う方法」に詳しくまとめています。
  • お客様から「進めてよい」と返事をもらったら「見積承認日」を入れます。見積もりを伝えて、まだ空欄の行が返事待ちです。
  • 作業が終わったら状態を「作業完了(未連絡)」にし、連絡したら「ご連絡済み」へ。
  • お渡し済みの行は消さずに残します。それが履歴になります。

6. 実際にRepair Karteを使ってみる

件数が増えたり、スタッフが2人以上になったりすると、台帳そのものより「お客様への連絡」と「履歴の検索」に時間を取られるようになります。専用システムはその2つを自動にするための道具です。

Repair Karteは、楽器修理の現場で使うために作られた修理品管理システムです。受付のカルテとお客様ごとの履歴(すべてのプラン)、見積もりのスマホでの承認と進捗のLINE・メール通知(スタンダード以上)、お渡しのお会計(POS)と商品・在庫(すべてのプラン)、レジ連携(プロ)までをブラウザだけで行えます。フリープランは受付が月100件まで・スタッフ1名で、クレジットカードの登録なしにずっと無料です。お客様へのLINE・メールの自動連絡はスタンダードプランから。新規登録から30日間は、プロプランの全機能を無料で試せます。料金とプランの比較

台帳にあたる一覧画面。状態で色分けされ、上の数字を押すとその状態の品物だけに絞れます。

業種ごとの使い方はこちら。